2022年度4月から東京富士語学院では初級クラスをCEFRの考え方を応用した授業へと全面的に変えました。対面授業を全面的に生かすためです。
まず、CEFRに基づいた『みんなの日本語』各課の目標(課題)を設定しました。
🌹4課の場面設定:区役所
🌹目標 🌹自己評価(1-5)
聴く:店や区役所の営業時間・定休日を聴くことができる。 5
口頭でのやりとり:クラスメイトの日常生活について知る。 5
書く:自分の平日の生活について書くことができる。 5
各課は45分授業3回(①~③)で行います。4月25日の授業は4課①②でした。
①1.目標の明確化 2.会話のページ(p.33)でテーマの予測(ペア活動) 3.会話のCDを聴く 4.区役所の営業時間・定休日を聴くのに必要な表現の導入 5.練習Cによる対話練習(ペア) 6.実際に電話をして営業時間・定休日を聴く
②1.対話シートで「クラスメイトの日常生活を知る活動」(グループ対話)2.自分の平日の生活について6つの文で書く。
最後に例文カード(p.32)を組み合わせる。
授業はペア活動とグループ活動。教師は教室内を歩き回ってファシリテーター。練習B。問題は一人で自律学習。
やはりCEFRの考え方はすばらしいと実感しています。これからもCEFRの考え方を応用した授業実践をかさねていきます。
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