4月から新クラスがスタートしました。

今学期の目標は

1.クラスメートへの敬意をもってクラスメートの意見を傾聴する。

2.自分の本物の意見を伝える。

3.自律的に学ぶ

です。

3か月間、自己開示をしあい、2-2クラスのグループダイナミックスが育って来ました。学生たちの作文には「このクラスの活動すべてが楽しい。日本語が上手になっている感じがする」とありました。

6月13日(月)は2-2クラスになって初めてのディベートでした。初めてディベートをする学生、2回目の学生、4回目の学生がいました。みんな協力しあって取り組みました。テーマは

『入学試験をむずかしくして、卒業をやさしくする』

Vs

『入学試験をやさしくして、卒業をむずかしくする』

立論2人、反論3人、結論1人で取り組みました。時間は立論者が1人3分、反論者が1人5分、結論者が1人7分でした。

どの学生も真剣に相手の意見を傾聴し、それに対して意見を述べました。審判である私も対話の緊張間のある空間で、傾聴し、論理性、わかりやすさ、時間の3つの観点から判定をくだしました。

結果は160対157で『入学試験をやさしくして、卒業をむずかしくする』派が勝ちました。

結論者は

『このディベートは、審査をいつくだすかの問題です。審査は入学時ではなく、社会に出る直前にくだすべきだと思います』

説得力がありました。この日は和洋女子大学の日本語教員養成課程の6名が見学実習をしていました。留学生の真剣な議論に、聴き入っていました。何か大切なことが伝わったと思います。がんばれ!次代をになう若者たち!!

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