2-1クラスは今学期、日本語の対話力をつけることに取り組んできました。日本語で内容と対話すること(聞く活動)、日本語で自己開示すること(話す活動)、日本語を使って自分を表現すること(書く活動)。
今回は、日本語の文章の内容と対話すること(読む活動)の報告です。
6月22日(水)、「レベル別日本語多読ライブラリー」(アスク出版)、「日本語多読ブックス」(大修館書店)のレベル0-2の本を学生たちに紹介しました。イソップ童話、アンデルセン童話、グリム童話、日本の童話、など。
学生たちに内容のあらすじを説明しました。紹介した本は
「田舎のネズミと町のネズミ」「屋久島」「招き猫」「船」「サルとカニ」「赤ずきんちゃん」「裸の王様」「浦島太郎」「ハチの話」「女の子」「桃太郎」「クリスマスプレゼント」
みんな自分の好きな本を選びました。そして、集中して読み始めました。
「あした会話のテストで音読してもらうから、家に持って帰って読んできてください。」学生たちはよろこんで持って帰りました。
多読ライブラリーの指導
- 自分の好きな本を選ぶ。
- 辞書はひかない。
- 内容と対話する。
- 音読中に発音を直さない。
- 感想を表現する
学生たちの感想
「楽しかったです」「ハチは本当に悲しい。日本語で読む。発音できたし理解できた・・・楽しかった」「内容がわかってうれしい、日本語成長しました!」「たのしい!日本語だんだん上手になる。うれしい・・・」
動画の笑顔に、内容との対話がこころからの喜びを与えてくれることが表れています。
2-1クラスはこの3か月、「対話力」がついてきました。すばらしい変化の第一歩です。
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