🌹東京富士語学院の教育理念🌹
『日本語学習者=社会的存在としてとらえる』
『共生社会・社会構築のための言語教育』
2023年10月、2016年10月に開校した東京富士語学院は8年目になりました。感謝です💛
10月には110人の学生たち(中国83、カザフスタン3、ベトナム13、ウズベキスタン9、ネパール3)が来日し、東京富士語学院は270人になりました。教室はフル回転、教師も新しい専任が入り、新しい講師の方にも加わっていただき、フル回転になりました。
東京富士語学院では、CEFR2018(ヨーロッパ言語共通参照枠companion volume with new description)に基づいて2021年に作成された『日本語教育の参照枠』に基づいた日本語教育環境の整備をしています。『日本語学習者=社会的存在としてとらえる』:日本語学習者は単に言語を学ぶもの⇒ともに生き、共に社会を作る存在
『日本語教育の内容は、共生社会・社会構築のための言語教育』:言語中心の画一的な言語教育(決まった語彙・文型を決まった順番で⇒個人や集団が置かれた社会的文脈を踏まえて多様で創造的な言語教育』
この教育環境の整備のために、オリジナル教材を作成してきました。
1.みんなの日本語1課―50課 対話シートの作成
2.N4文法テキスト・N4語彙テキスト・N4漢字テキスト
3.N3文法テキスト・N3語彙テキスト
4.N2文法テキスト・N2語彙テキスト
5.N1文法テキスト・N1語彙テキスト
東京富士語学院では『学習者を社会的存在としてとらえる』『共生社会・社会構築のための言語教育』実践のためにBICS(生活言語能力)を身に付ける最初の3か月は漢字圏・非漢字圏の学生がひとつの教室で学ぶ環境を作っています。
3か月後あるいは6か月後からは、非漢字圏の学生は、生活言語能力の対話力、そして特定技能の取得の要件とされるN4合格を目指して、非漢字圏のクラスで学ぶ試みを始めました。
その初日、自己紹介でみんなが今の気持ちを表す漢字として楽しいの『楽』を選びました。楽しいと感じてくれる日本語教育環境の整備を目指して、進んでいきます。小径ではそのプロセスを考えていきます。どうぞお付き合いください。
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