今週は専任が病気でダウン。私は午前クラスも午後クラスも2クラスをコラボで取り組む機会を与えられました。
💛午後クラスは2-2クラス(上級クラス)と7月に始まったばかりの1-4クラス(初級クラス)。聴く姿勢・他者への敬意・協働学習・自律学習・アクティブ・ラーニングの姿勢が身に付いている2-2クラス。この姿勢を伝えようと、2-2クラス2名と1-4クラス2名で1グループ4人になり、6グループを作りました。
💛「対話活動」では、2-2クラスの最初の反応は「こんなに何にもわからない学生とどうやって話したらいいのだろう!できません!!!」
わたしは、非言語手段を使いながら日本語で話す方法を教えました。
「わたしは、花がすきです(手で花をつくる)。アブさんは何がすきですか。ボクシング? ボクシングのジェスチャー!(ウズベク人はボクシングが好きという文化的知識を活用)」
そのうちに、2-2の学生たちは「ああ!そうか」と言って、やさしい日本語と非言語手段で対話を成立させていきました。ケータイの翻訳機能やウズベク語を使わないで対話が成立していきました!
45分の対話活動をとおして、1-4クラスの学生はそして、学びが成立するうえで何よりも大切な、『聴く姿勢』『他者への敬意』『協働学習』を先輩から学びました。
💛後半の45分はやはりグループで『ミラーさんかるた』に取り組みました。
2-2クラスの学生、Mさんは、ひらがながわからない学生に、すぐに教えるのではなく、待ちながら、促すという姿勢でひらがなを教えていました。
Mさん「マリアさん、ダイエットはまたあしたから」の「ま」。それは「む。むじゃなくて『ま』…」
Dさん「???」
Mさん「ま」といいながら、指で横二本のせんを書きました!
Dさん「あ、これ?」
Mさん「そう!!!」
Mさんは、どこまでも、やさしく導いていきました。
💛授業後の2-2クラスの学生から1-4クラスへの学生への『贈る言葉』です。
🌹ウズベク人がハングルを知っていて驚いたRさんの贈る言葉
「日本に来たばかりのころをおもいだしました。みなさん、センスをもってこつこつと努力すれば、日本語が上手になります。いっしょにがんばりましょう!」
🌹ひらがながぜんぜんわからないウズベク人を導いていったMさんの贈る言葉
「きょうは本当に達成感がありました。いっしょうけんめい、おぼえようとしているみなさん、これからいっしょにがんばりましょう!」
2-2の学生はどの学生も「いっしょにがんばりましょう!」という言葉を贈っていました。
あたたかい、やさしい、学びの協働体となりました💛
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