2022年1月17日阪神淡路大震災から27年目の日、和洋女子大学日本語教員養成課程×東京富士語学院2-1クラスの学生との対話実習の1週間が始まりました。和洋女子大学の日本語教員養成課程の学生、東京富士語学院の留学生が強く希望して、実現したことでした。

 留学生も日本の大学生も、27年前のこの日の朝5:47に起こった阪神淡路大震災のことを知りません。臼井真さん作詞・作曲『しあわせ運べるように』に込められた願い・想いを伝え、みんなで歌いました。対話のやわらかな時間が始まりました。

 その後、和洋女子大学の学生たちは、1.名前、2.好きなこと、3.日本語教員養成課程を受講した理由、4.2年間受講し続けた感想と教壇実習の感想、5.きょうの目標をひとりひとり、対話的に伝えました。

目標は「対話をとおして楽しい時間をすごしたいです。そしてみなさんにも楽しかったと感じてもらえたらうれしいです」

 この目標を胸に、グループ対話が始まりました。15人の留学生は3人ずつ5グループに分かれました。そこに1人の実習生が入り、10分対話をして、次のグループに移動しました。いつも対話はあいさつ、名前を伝え合うことから始まりました。

「よろしくお願いします」

「まず名前を聞かせてください」「許子文です。『きょ』は許可書の『きょ』です・・・」

というふうに・・・

 そして、実習生が用意してきた話題について、対話が続きました。

「なにが好きですか・・・」アニメ・旅行・動物・おいしい食べ物・・・

若者同士の対話は、ソーシャルディスタンスを越え、国境を越え、つながっていきました。

グループ対話

対話実習の後

💛まず、実習生全員に感想を語ってもらいました。

『ありがとうございます。目標が達成できました。本当にみなさん全員と対話できました。私は本当に楽しかったです。そして留学生のみなさんが楽しいと感じてくれていたら、本当にうれしいです』

実習生の感謝に耳を傾ける留学生たち

💛次に、留学生全員に感想を語ってもらいました。

『ありがとうございます。ほんとうに楽しかったです。こんなに日本人と話すのは初めて、うれしかったです』

『ありがとうございます。もう日本人と話すのは恥ずかしくないです。日本の大学生のふつうの生活を知って、大学に入るのが楽しみになりました』

『ありがとうございます。おいしい食べ物、猫の話、旅行の話、アニメの話。知らないことを知って楽しい。もっと話したいです!』

『新しい単語も勉強したし、交流は大好きです!うれしい。ありがとうございます』

みんながこころからの『ありがとうございます』を伝え合っていました。

たのしかった!と感謝を語る留学生

対話実習は祝祭となり、感謝がみんなのこころをあたたかくしていきました。

留学生のみなさん、実習生のみなさん、ほんとうにありがとうございました!